トップページ >模型> 模型材料

模型材料

1947年の民間貿易再開後の一時期、玩具は日本の輸出製品の主力の一つとなりました。
当時も戦前と同じくプラスチックは玩具には殆ど使われていませんでした。
そこへ一つの転機が訪れました。
この時代、プラモデルが米兵の個人売買など進駐軍を経由して持ち込まれるようになりましたが、非常に限られた人たちしかプラモデルを手に入れることはできませんでした。
後に輸入代理店を経由しても入るようになりましたが、流通は一部地域に留まりました。
1954年12月、ニューヨーク市消防局が日本製のセルロイド製玩具は発火性が高く危険と声明、市場からセルロイドが姿を消したのです。
企業体力のある会社はセルロイドから代替材料への乗り換えを行いました。
セルロイドの代替材料としてはプラスチックとソフトビニールが主な乗り換え対象となり、プラスチックが一気に普及しました。
セルロイドの時代の終わりは、また、プラスチックとソフトビニールの時代の始まりでもあったのです。
後に日本におけるプラモデルのパイオニアとなるマルサンも、そうしたセルロイドからの乗り換え組みの会社の一つだったのです。