模型飛行機
模型飛行機は、どれくらい良い、あるいは条件に合った状態で飛行しているか、ということが定量的に見分けやすいのです。
長時間、長距離、高く、早く、正確に飛んでいることは、良い、優れたことですが、これらは時計やものさし等によって量的に測れます。
量的に測ることが出来れば「仲間」と比べられますから、競争・競技は成立します。
より長時間、より早くなど、量的な向上の結果を出す手段は、模型の製作・操作を行う選手が工夫するわけです。
模型飛行機の場合は、自分で出来る工夫や手段、つまり機体の仕様などを変えてみることが、広範囲に様々と出来ます。
そして、行った工夫と、その結果として生ずる飛行性能向上の増減の因果関係が、割合にはっきりしています。
例を挙げれば、翼の大きさや形は飛行の結果に大きく影響し、その程度は理論的に計算できます。
そして、翼は木と紙などで様々な形に作り上げることが出来ますから、自分の工夫を簡単に試すことが出来ます。
手前味噌かもしれませんが、航空機以外の模型では、このように定量的な因果関係を持っていて、自分で改造・変形できて、その影響が大きい部分は見当たらないようです。
模型の形などを自分で変えられて、その結果が優劣・成績に強く影響し、両者に理論的な因果関係があるということは、競争に勝つ要素を自分の考えによって自由にコントロールできるわけで、これは強力に競争を促進する要素です。